【2026年】江の島クラフトビール完全攻略ガイド

日本三大弁財天の地であり、神々が宿る島、江の島(神奈川県藤沢市)。東京から約1時間でアクセスできる好立地もあり、年間を通して多くの観光客が訪れます。そんな江の島は、“江の島(江ノ島)ビール”を冠する銘柄がひしめき合う、ビール激戦区でもあります。

離島ビール倶楽部では、2021年に江の島を訪れ、島内のクラフトビール事情を調査しました↓

『江の島ビール飲み比べの旅!』
江の島にはビールがあるらしい。しかも「江の島ビール」と名の付くビールが複数存在する…? そんな噂を検証すべく、江の島(神...

あれから5年。この度、第2回・江の島クラフトビール大調査を実施しました。定番の銘柄から、新たに誕生した島内醸造ビールまで、真冬の江の島で出会ったビール情報を最速でお届けします!(現地訪問日:2026年2月7, 8日)

新江ノ島水族館でビール調査!

今回の旅は、新江ノ島水族館からはじまります。旅先選びが常に「離島ビールファースト」であることに家族から不満が噴出したため、今回は子供ファーストの旅程を組みました。

「イルカと握手」体験の列に並びながら、僕の視線はイルカよりも、その向こうに浮かぶ島影に釘付け。あの島こそ、今回の真の目的地「江の島」です。

お土産売り場に行っても、ビールコーナーしか目に入りません。

こちらは、鎌倉ビールが製造するアメリカンスタイルペールエール「江の島ビール」。5年前の前回調査において、江の島島内での販売シェア推定No.1だった定番銘柄です。

それと肩を並べているのが、湘南ビール(熊澤酒造)が製造する「江ノ島ビール(アルト)」。前回の島内調査ではなかなかお目にかかれないレアな存在でしたが、今回、新江ノ島水族館のビールコーナーでは存在感を放っていました。

鎌倉ビールの「江の島ビール」が“樽生”で飲める店

さて、昼食も子供ファーストです。子供の好物がピザなので、江ノ島駅周辺の「PIZZERIA&DINING PICO(ピコ) 江ノ島店」へ。

ちなみにこのお店は、鎌倉ビールの「江の島ビール」を“樽生”で飲むことができる唯一のお店だそうです。(これが店選びの決め手になりました。)

見てください!このクリーミーな泡!さすが樽生!めっちゃ美味しい!!!

鎌倉ビールの「江の島ビール」の詳細は公式HPをご覧ください。王者の風格漂う、安定の美味しいビールでした!

雪が降る中、江の島島内でビール大捜査

今日の天気はあいにくの雪。そんな中、橋を歩いて江の島へ渡ります。通常の離島旅なら家族がボイコットしかねない状況ですが、水族館とピザの御利益で今のところは大丈夫そうです。

5年ぶり、江の島に上陸!さすがの江の島でも、冬かつ雪なので観光客は少な目でした。

仲見世通りのお店では、前回調査同様、鎌倉ビールの「江の島ビール」を取り扱うお店が多印象です。

また、前回調査同様に、「しらす問屋 とびっちょ」ではオリジナルビール「江の島ビール」「塩ビール」「しらすビール」の取り扱いがありました。(詳細は公式HP

湘南ビール(熊澤酒造)が製造する「江ノ島ビール(アルト)」については、これまた前回調査同様、島内では取扱店が少ないようでした。それを見越して新江ノ島水族館で瓶を買っておいたので、宿の部屋でゆっくり乾杯!

ここまでは、5年前の調査とほぼ変わらずです。雪が勢いを増す中、今日は無理をせず、明日に備えて寝ることにしました。

新種の「江の島BEER」を発見!

翌朝。雪化粧の江の島。気温は1℃。

寒すぎて家族の機嫌が危険水域です。もう切り上げて早く帰るか、ふもとの温泉施設でゆっくりするか、、、と考えながら歩いていたら、道中のお土産屋で新種の「江の島BEER」を発見!江の島名物・丸焼きたこせんべいの「あさひ本店」のオリジナルビールで、製造元は横浜みなとみらいのREVO BREWINGです。

検索して、あさひ本店の方のインタビュー記事を見つけました。ビール開発の狙いについても触れられています↓

【インタビュー動画公開】江の島|あさひ本店の髙井さん|このまちnote |小田急の仲介
こんにちは。このまちnote編集部です。 小田急沿線の街々で、地元に笑顔を届けるお店や団体のいまを伝える ”まち+人”イ...

たこせんべいに合わせる飲料として、最初に開発したのがコーヒーで、次がビールだったそう。面白い!(そう聞くと、このビールも少しコーヒー感があるような。)

やっぱり現地を実際に歩くと、新しい発見があるものですね!雪の中を来た甲斐がありました。

島内にクラフトビール醸造所が誕生していた!?

以下、一切の脚色なく、事実ありのままお話します。
この日の朝、旅館のロビーで何気なく江の島観光パンフレットをめくっていた僕は、目を疑いました。なんと江の島島内に「AMATERASU醸造所」というブルワリーがあるというではありませんか!!

今回ばかりは、子供ファーストで目的地を決めたというのに、なんという引き合わせでしょうか。またもや離島ビールファーストの旅になってしまいそうですが、ここまできたら行く以外の選択肢はありません。

AMATERASU醸造所の場所は、江の島観光の王道ルートからは少し外れた場所にあるようです。せっかくなら王道ルートも楽しみたいし、開店までまだ時間があるので、現在地(A)から、展望灯台のシーキャンドル(B)へ行き、そこから折り返してAMATERASU醸造所(C)を目指す作戦にしました。

この先にブルワリーがあると思うと、寒さも愛おしくなります。雪化粧の江の島なんて、滅多にお目にかかれるものではありません。

高低差の大きいルートですが、エスカレーター(有料)が整備されているので、頂上部まで難なく登れます。今回のような雪の日にはありがたい限りです。

頂上部の展望灯台「江の島シーキャンドル」に楽々と到着。吹雪越しで視界最悪ですが、右前方にヨットハーバーが見えますね。あの方面にAMATERASU醸造所があるはずです。

エスカレーターは上り専用なので、帰り道は階段を下りる必要があります。雪で滑らないように慎重に…。

てっきり階段を下り続けるものだと思っていたら、途中で王道ルートを逸れ、細い階段へと分岐するポイントがありました。一般の観光客なら見逃してしまうような細い脇道です。

僕が分岐ポイントを見逃していたため、王道ルートの階段を上り直している妻子。再び不満が高まっています。

ここから先は、観光地としての江の島とは違う、生活感が漂うゾーンです。

ひとしきり階段を降りると、旧市街地と呼ばれるエリアに出ました。

この風情ある通りから、さらに細い路地(激細)を入った向こう側に、AMATERASU醸造所の看板が見えました!

正面の土地が更地になっているので見通せましたが、ここに建物が出来たら全く見えないでしょう。隠れ家感120%!

ガラス越しにタンクが見えます。間違いなくここで醸造してます!

AMATERASU醸造所で出来立てのビールを堪能

醸造所のすぐ隣には、併設タップルームがありました。

1階にはカウンター席。

そして、自社醸造ビールのタップが、ずらりと8種類!

隣の工房にいた醸造長さんが、作業の手を止めて、自ら注いでくれました!めちゃくちゃ美味そう!

これを2階のソファ席に持ち込んで、飲ませていただきます!

降る雪を眺めながら、暖かい部屋で、美味いビールとタコス…。これ以上の贅沢がありましょうか!

我慢できず、一口飲んだ後の写真で失礼します。

2024年春にオープンしたAMATERASU醸造所では、以下の定番3種に加え、個性豊かなビールを作っています。現地で計6種類を飲みまくった結果、どれも美味しかったです!

それにしても、このソファ席、居心地が良すぎます。最高にチルい時間が流れています。

しかも、過去のクラウドファンディングページの情報によると、この上の3階にはプライベートサウナまであるようです。

まるごとパワースポット江ノ島初のクラフトビール醸造所AMATERASUが誕生
湘南海岸に浮かぶ聖地「江ノ島」そんなパワースポットの島に初の知る人ぞ知るクラフトビール醸造所「AMATERASU」を開業...

江の島島内でAMATERASU醸造所のビールが飲める場所は、この直営タップルームだけとのこと。島外では、東京・恵比寿に、同じ運営会社が手掛けるルーフトップバー「BISTRO FRANKY HOTEL」があり、そこでもAMATERASUのビールが飲めるそうですよ。

Franky Hotel (恵比寿/ビストロ)
★★★☆☆3.43 ■〜クラフトビールとルーフトップBARで昼から夜まで至極の一杯を〜 ■予算(夜):¥5,000~¥5...

東京から一番アクセスしやすい離島・江の島に、こんな素敵な醸造所があったなんて。広い日本の中には、僕の知らない離島ビールがまだまだありそうです。(ぜひ情報をこちらからお寄せください)

快適なソファで家族一同チルってたら、雪も止んでました。帰りは平坦な道を歩いて、無事に江の島の正面口へ戻りました。(最初からAMATERASU醸造所目当てなら、片瀬江ノ島駅から平坦な道を徒歩17分で着けます)

以上で、2026年版の江の島クラフトビール最新レポートを終わります。皆さんも現地で楽しんでみてください!

※今回は子連れ&雪の影響もあり、シーキャンドルより奥のエリアには踏み込めませんでした。5年前のレポートも併せて参考にしてください↓

『江の島ビール飲み比べの旅!』
江の島にはビールがあるらしい。しかも「江の島ビール」と名の付くビールが複数存在する…? そんな噂を検証すべく、江の島(神...