瀬戸内海に浮かぶ小さな離島・六島にあるマイクロブルワリー「六島浜醸造所」のビール作りに密着取材!
今回は、2日目の午後に開催されたイベントの様子をご紹介します!
定置網漁を見学!
時刻は15時過ぎ。早朝からビールの仕込みに密着してきた僕はもうヘトヘト。
ですが、ここで身体を甘やかしてはいけません。
すかさず漁船に乗り込みます!!笑
六島浜醸造所と六島の漁師さんのコラボイベント「漁師NIGHT」のはじまりです!
定置網漁を見学後、穫れたての海の幸と六島ビールを味わえるという最高過ぎるイベント!
定置網の場所へ向かって漁船をかっ飛ばします。
内海だと思ってナメてましたがジェットコースターのように揺れる!揺れる!
揺れる船の上での作業は大変!
はっきり言えることは、魚がいっぱい穫れます!そしてデカい!!
写真は定置網を引き上げている様子。この大変さと興奮をブログでお伝えするのは難しいです。実際に見に来て肌で感じるしかない!
写真はあくまで、タモ1すくい分の量です。
定置網内には大量の魚がかかっており、とても一度に水揚げできる量ではないので、タモで何度も何度もすくい上げていきます。
この後、巨大なブリが何本も水揚げされて参加者一同大盛り上がり!
今回、見学を受け入れてくれたのは六島で漁師を営む三宅理明さん。
理明さんは、定置網漁だけでなく、底引き網漁やタコ壺漁などもやっています。
瀬戸内海のど真ん中にある六島は、ちょうど潮がぶつかる位置なので魚がとても豊富だそう。
「美味いもん食べたい?その辺におるがな」のキャッチコピーは本当でした!
美味いもんだらけの夕食!
漁を終え、ドラム缶を囲んで一息。やっぱり陸はいい…。
夕食までの待ち時間、六島のおっちゃん達が冷凍の王将餃子を振舞ってくれました!
ドラム缶を囲んで食べる王将餃子は、どんな高級餃子より美味い!!
当然ながら、どの料理も最高に美味しい!
オコゼ初体験でしたが、身はフワフワ、骨はサクサクで、大好きになりました。
きっと東京で食べてもこの美味しさは得られないだろうなぁ。
必ずまた食べに来たいと思いました!
離島でブルワリーを開業するということ
「しま彦さんは、将来、ブルワリー開業するんですか?」
ギクリとしました。
「離島でブルワリー開業を目指す」という夢を掲げてブログを始めた僕ですが、現場の大変さを目の当たりにしてすっかり腰が引けてしまいました。
ブルワリーやりたい、なんて軽々しく言えないよ…。
とっさに僕の口から出た言葉は、
「いやぁ…僕には到底無理ですね…。」
でした。
情けなかったなぁ…。
====
夜が更けても、漁師NIGHTは大盛り上がり。
そのエネルギーはどこからくるのでしょうか。
昼間の休憩中、井関さんが話してくれた中にヒントがある気がします。
「なんで六島でやろうと思ったの?とよく聞かれますが、僕は、六島だからやれた、と思っています。六島自体の魅力や、六島の人たちの支えがなければ絶対できなかったと思います。」
「わざわざ六島まで来る人は、六島に興味を持ってくれている人。だから、一人ひとりのお客様を大切にしたいんです。」
「仕込みの疲れ?ぜんぜんですよ!(笑) こんな楽しい仕事はないですよ!」
早朝から働きっぱなしの井関さん。
疲れてない訳はないです。でもとても幸せそう。
ビール作りは大変。それを離島でやるのはさらに大変。
そのことを学習した一方で、
離島でのビール作りは強烈に楽しそう!
と率直に感じられた密着取材でした。
井関さんへ最大級のリスペクトを込めて!これからも離島でビールを飲みたい!
なんか最終回みたいな雰囲気になってますが、まだ終わりませんよ。笑
次回で完結します!お楽しみに!