「離島でビールを飲みたい!」という衝動が抑えきれなくなり、先日の記事でご紹介した岡山県・六島(笠岡諸島)のマイクロブルワリーに行ってきました(^^)
記念すべきプレオープン初日にお邪魔し、最高のビール体験をさせていただきました。
という訳で、どこよりも早い、現地からの最新レポートをお送りします!
六島行きは突然に
六島のビールのことを知って以来、興味が日に日に高まり、ついに金曜の夜に爆発…!
離島×ビールの可能性を探求する僕が行かない訳にはいかない!行きたい!
しかし、そのためには都会派のオクサンから六島行きの許可を得なければ…!
六島といえば、岡山県の笠岡諸島最南端で、人口80人以下のかなりディープな離島です。
説得は困難かと思いきや、「ビール飲めるなら行こうよ」との予想外な好反応!
ビールの魔力、恐るべし!笑
そのまま勢いで六島浜醸造所さんにFacebook経由で連絡したら、夜分にもかかわらず即レスがあり、なんと翌日の土曜がプレオープン初日とのこと!
これはもう行くしかない!!!
ビールを求めて9時間移動
という訳で慌てて荷物をまとめて、翌朝、東京駅から新幹線に乗り込みました。
折しもお盆休み初日で新幹線の自由席は大混雑でしたが、なんとか岡山駅に到着。
ここから山陽本線の鈍行に乗り換えて、船のターミナルがある笠岡駅を目指します。
笠岡駅に着いた!
駅から10分弱歩くと、六島行きの船が出る「笠岡港住吉乗り場」に着きます。
新しくてとてもお洒落なターミナルです。
チケットは券売機で買います。
乗船開始のアナウンスがあったら、ターミナル内で改札してもらってから桟橋に向かいます。
これが六島行きの定期船「ニューおおとり」です。
ドアを開けると、操舵室とつながった12席くらいのスペースがあり、地元のおっちゃん達が船長さんと会話に花を咲かせています。
このディープな空間を抜けた先の船体前方には、もっと広い座席エリアがあるので、初心者はこちらに座りましょう(^^)
いざ出港!
途中、複数の島に寄港しながら進みます。
熟練の技術で素早く接岸&離岸。
停泊時間はほとんど無いので、途中の島で乗り降りする人はボーっとしてると置いていかれます。気をつけてください。
ようやく六島に到着!
船で約60分。東京から延べ9時間で、ようやく六島に到着しました。
お忙しい中、六島浜醸造所の井関さんが出迎えに来てくれました。嬉しい(^^)
六島の全体図はこちら。
醸造所は、現在地(前浦港)から徒歩数分の場所にあるそうです。
念願の離島ビールで乾杯!
醸造所が見えてきました!
これが全景です!(撮影日:翌朝)
店内は真新しくてお洒落!!
タップは3種類!
乾杯は「六島麦のはじまり」から!
酸味が超絶爽やかなセゾンビールです!
期待の2つぐらい上を超えていく、超美味しいビールびっくり!!
プレオープン記念サービスで、ハゼと舌平目のフライをいただきました。
六島で獲れ獲れの魚たち!美味しくないはずがない!!
二杯目は「六島ドラム缶会議」というラオホビール!
味の秘密は六島特産のひじき!
こんな長いひじき、見たことありますか?これが本来のひじきだそうですよ!
ひじきの旬の冬場に、寒い中、浜辺でドラム缶を囲みながら談笑するのが六島流。
このラオホビールからも、ドラム缶を囲む温かくて、ちょっと煙たい空気が伝わってくるようです。
3杯目は北木島オイスタースタウト!
北木島の牡蠣を使ったまろやかな黒ビールです。
牡蠣を使っていても生臭さはまるでなく、超美味しい黒ビールです!!
醸造所内を見学!
店内が大賑わいの中、無理を言って井関さんに工房をご案内頂きました。
これは麦汁を煮出す大鍋。
設備は富山県から中古で仕入れたそうですが、綺麗にメンテしてあってピカピカ。
発酵は、きっちり温度管理がされた専用ルームで行います。
ここですべてのビールが醸されています!感無量です(^^)
プレオープン初日。店内は大賑わい!
僕も混ぜていただきました。六島の人は本当に温かいです。
ビールも美味しいけど、島の人と一緒にのむ焼酎も美味しい!
最高に楽しい夜になりました!本当に来てよかった!!
雑なレポートですが、取り急ぎ速報申し上げます。
まだまだお伝えできていない六島の魅力が沢山あるので、また後日、詳しくレポートしたいと思います(^^)
【追記】