江の島にはビールがあるらしい。
しかも「江の島ビール」と名の付くビールが複数存在する…?
 
そんな噂を検証すべく、江の島(神奈川県藤沢市)を日帰り現地調査してきました!
題して、江の島ビール飲み比べの旅
最後に大切なことを書いたので、最後までお読みいただければ幸いです(^^)
※訪問時、江の島を含む神奈川県全域には、まん延防止等重点措置が発令中だったため、飲食店では酒類の提供はしていませんでした。今回飲んだビールは全てお土産用として購入したものを、周囲に人が少ない広場等へ移動して飲んだものです。
 
江の島って離島なの?
2021年6月某日。江ノ電に乗って江ノ島駅にやってきました。

 

江の島は、関東圏に住む人々にとっては最も身近な離島でしょう。橋で繋がってるので離島っぽく感じないかもしれませんが、国土交通省による離島の定義に照らしても、江の島は離島です!

 

僕は東京在住ですが、実は今回が初訪問です。
いつでも行けると思って、行っていなかった離島。江の島へ、いざ上陸!

 
 
まずは湘南ビール「江ノ島ビール」から!
上陸して、まず目に入ってくるのは趣のある青銅の鳥居。この先は日本三大弁財天・江島神社へと続く参道となっています。

 

お参りの前に、まずはビールで身を清めたいものです。

鳥居をくぐらずに、海岸線沿いに左に進むと、湘南ビールののぼり旗を発見!

 

湘南ビールの「江ノ島ビール」を発見しました!早速飲みましょう!

 

海が見える公園の芝生に座って乾杯!
麦の甘さと香ばしさ!江の島の陽射しを浴びながら飲むのに最高のビールです!

 

このあと紹介する2銘柄と比べて、たぶん、島内では一番レアな銘柄だと思います。取り扱っている店が少ないので、見かけたら迷わず飲むことをお勧めします!

 

 

しらす問屋とびっちょで「生しらす丼」を堪能!「しらすビール」も!?

今回の旅の目的は、ビールの他にもう一つあります。
それは、江の島名物・生しらす丼を食べることです。

 

島内には生しらす丼を提供する飲食店が多数あり、その中でも人気なのが「しらす問屋 とびっちょ」さんです。平日にも関わらず行列しています。さすがの人気店!

 
そして僕的に大注目はコレ!とびっちょオリジナル「しらすビール」!!
まん防だから店内では飲めないかと思っていたら、なんとノンアルコールタイプがありました!

原材料は「大麦、麦芽、ホップ、しらすエキス」。
ノンアルコールでもコクがあって飲みごたえがあります!

ちなみに生臭みはありません。しらすエキスが酵母のエサになって発酵を助けてくれるから、このコクが生まれるんじゃないでしょうか。(予想)

 

当然、生しらす丼との相性も抜群!!!

 

生しらす丼、初めて食べましたが、これは美味い!!!

季節限定で、漁の具合次第では食べられない日もある、貴重なご当地グルメです。

現地で出会えたら必ず食べてみてください!

 

 

シェアNo.1?鎌倉ビール「江の島ビール」を飲む!
お腹も満たされたので、「江の島ビール」を探す旅を再開します!

 

探すまでもなく、島内の随所で見かけるのが、亀のラベルの「江の島ビール」です。

 

これは鎌倉ビールの「江の島ビール」!

うっとりするくらい良い香り!甘めだけど後味スッキリ!
日に焼けて疲れた身体に染み入ります!

 
現地を巡った感覚では、この鎌倉ビールの「江の島ビール」が、島内で一番取り扱い店が多かったです。江の島の旅のお伴に欠かせないビールです!

 

 

離島感を味わうなら島の西側がおすすめ!
江の島といえば神社の島。
階段を登り、いくつものお社にお参りしながら、島の頂上を目指します。

 

島の中央には、江の島シーキャンドル(展望灯台)が建っています。


シーキャンドルからの眺めは抜群!

 
時代によって、江の島と本土との繋がり方は変化してきました。
地続きだった時代もあれば、完全に海で隔てられていた時代もあったようです。
江戸時代には砂嘴を伝って干潮時には歩いて渡れたそうですよ。
明治時代に初めて橋が架けられ、昭和37年には車道の江の島大橋が完成し、現代ではとてもアクセスしやすい離島になりました。
 
シーキャンドルを降りて、島の西側に向けて歩いて行きます。
途中、起伏の激しい地形がみられ、ここが自然に囲まれた離島だということが実感できます。

 

 

締めの一杯は新潟麦酒「江の島ビール」で!
島の西側に向かう途中に、趣きのある商店が立ち並ぶ通りがありました。

 

ここでも新たな「江の島ビール」を発見!

 

新潟麦酒の「江の島ビール」です!

江の島の最西端・稚児ヶ淵まで持って行って、締めの乾杯!
海岸線に沈み行く夕陽を眺めながら、しみじみ飲むのにピッタリなビールでした!

 
ちなみに、新潟麦酒の「江の島ビール」は、しらす問屋 とびっちょでも販売されています。新潟麦酒は、とびっちょオリジナルの「しらすビール」や「塩ビール」の製造元でもあるので、関係が深いんでしょうね。ぜひ現地でお試しください!
 
 
調査結果まとめ
現地調査の結果、「江の島ビール」または「江ノ島ビール」という名前のビールは3種類ありました!(他にもあったら教えてください)
 
非常に美味しく、楽しい旅だったのですが、一つ気になった点があります。
それは、瓶ビールを常温で販売しているお店が少なくなかったという事実。
クラフトビールは瓶内に酵母が残っている「生き物」なので、常温で保存したら不味くなってしまいます。
どのブルワリーさんも美味しいビールを作るのに心血を注いでいるので、美味しいまま飲みたいですよね。
持ち帰る際に結露しないようにとのお店側の思いやりかもしれませんが、クラフトビールは要冷蔵でお願いします!(※)
(※)一般的に大手メーカービール(と、ごく一部のクラフトビール)は、出荷前にフィルターろ過により酵母を除去しているので常温保存が可能です。とはいえ温度変化が激しかったりすると不味くなるので、どんなビールでも冷蔵保管するに越したことはないようです。
 

江の島×ビール、最高の休日でした!

江の島にはここに書ききれない見所が沢山あります!

皆さんもビール片手に巡ってみてください!

(感染対策を忘れずに!)

 

 

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